IPO株の銘柄分析&予想
2016年9月28日公開(2016年11月22日更新)
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「IPO株の銘柄分析&予想」

著者・コラム紹介

IPO株の銘柄分析&予想

ザイ・オンライン編集部

「岐阜造園」のIPO情報総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、
他の造園緑化工事企業との比較や予想まで解説![2016年11月22日 情報更新]

会社名 岐阜造園
市場・コード/業種 名証二部・1438/建設業
上場日 11月1日
申込期間(BB期間) 10月14日~10月21日
おすすめ証券会社 東海東京証券SMBC日興証券SBI証券安藤証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★最高★5つ

その他のIPO銘柄の情報はこちら!

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

岐阜造園のIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 10月12日
ブックビルディング(抽選申込)期間 10月14日~10月21日
公開価格決定 10月24日
購入申込期間 10月25日~10月27日
払込日 10月31日
上場日 11月1日

岐阜造園のIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(主幹事証券会社・幹事証券会社・委託販売証券会社など)

■取り扱い証券会社(2016年10月14日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
東海東京証券(主幹事証券)
[最短5日で取引可能]
91.3
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SMBC日興証券
[最短4日で取引可能]
4.3
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SBI証券
[最短2日で取引可能]
2.6
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安藤証券
0.9
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エイチ・エス証券 0.9  

岐阜造園のIPOは、いくらで買える? 割安/割高?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
想定発行価格(※1) 1000
仮条件
[予想PER(※2)
1000~1150円
6.8倍~7.8倍]
公募価格 1150円
初値 1191円
初値騰落率 +3.57%
予想トレーディングレンジ(※3) 900円~1500円
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】
※1 有価証券届出書提出時。※2 予想EPS=今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数、から計算したもの。※2 期間は上場後1年を想定。

■類似会社3社の予想PER(2016年10月11日終値の株価と会社側予想から計算)
会社名 ※クリックで最新チャートへ 予想PER
【3社平均】 11.8倍
カネコ種苗<1376> 11.7倍(連)
ユニバ園芸社<6061> 11.2倍(連)
理研グリーン<9992> 12.4倍(連)

 予想EPSから割り出した仮条件の予想PERと、類似会社3社の平均PERと比較すると、本銘柄の公開価格は類似会社より割安と判断できる。

岐阜造園の発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 141万5000株(予定)
公開株式数 公募40万株
(オーバーアロットメントによる売出6万株)
想定公開規模(※1) 4.6億円(OA含む)
※1 有価証券届出書提出時における想定発行価格で計算。

岐阜造園は造園緑化工事を手掛ける名証案件

 造園緑化工事の設計・施工・メンテナンス等を手掛ける。「ランドスケープ」の対象となる物件は、公共工事、民間工事、工事施工後の緑地メンテナンスによるもの、「ガーデンエクステリア」の対象となる物件は、住宅メーカーとの共同による新規の大型分譲地での設計・施工、一般顧客向けの「パインズ」でのショールーム展開等によるものとなる。

 公開規模が非常に小さいうえ、主幹事の東海東京証券は東海地区に強い証券会社として初値買いへの対応にも期待できる。一方で初値買いの入りづらい地方市場への単独上場案件であり、造園緑化工事事業も安定事業ながら成長企業としての評価を受けにくい。

 公開規模については4億円強となる見込み。なお、11/1はバロックジャパンリミテッド<3548>が同時上場する。

◆「岐阜造園」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
東海東京証券[最短5日で取引可能]
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岐阜造園の業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2013/9 2,008
(―)
118
(―)
88
(―)
2014/9 2,423
(20.7%)
209
(77.2%)
112
(26.6%)
2015/9 2,813
(16.1%)
279
(33.5%)
191
(71.2%)

■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2014/9 3,868
(―)
262
(―)
141
(―)
2015/9 4,167
(7.7%)
349
(33.2%)
235
(67.0%)
2016/9推 3,971
(-4.7%)
397
(13.6%)
257
(9.1%)
2017/9予 3,816
(-3.9%)
311
(-21.7%)
209
(-18.7%)
2016/6 3Q 3,172
(―)
328
(―)
211
(―)
予想EPS(※)
/配当
単独:-円、連結:147.70円/35.00円
予想EPSは「今期(IPO時)予想純利益÷上場時発行済株式数」で計算したもの

岐阜造園の業績コメント

 2017年9月期の業績は、売上高が前期比3.9%減の38.1億円、経常利益が同21.7%減の3.1億円と減収減益の見通しとなっている。

 足元では、継続的な成長を続けるため、受注競争力の向上・収益力の強化・顧客満足度の向上を経営方針の三本柱として取り組んでいる。

 具体的には、受注競争力の向上では、安定的に受注量を伸ばしていくために工事物件の受注先行管理を徹底し、物件ごとの受注可能性を各部門で精査し、より確実な受注確保に努めている。収益力の強化では、個別工事案件ごとに日次の原価集計を徹底し、常に予算との対比を行うことで、施工過程におけるコストダウンに努めている。顧客満足度の向上では、継続的な取引や紹介受注を得るため、工事の完成時に顧客満足度アンケートを実施し、案件ごとの結果に対する確実なフォローアップに努めている。

 なお、2016年9月期の通期計画に対する第3四半期末時点における進捗率は、売上高31.7億円で79.9%、経常利益3.2億円で82.6%となっている。

岐阜造園の詳細情報

■基本情報
所在地 岐阜県岐阜市茜部菱野四丁目79 番地の1
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 小栗 達弘(昭和19年5月17日生)
設立 昭和41年1月6日
資本金 6110万円(平成28年6月30日現在)
従業員数 新規上場会社68人 連結会社98人(平成28年8月31日現在)
事業内容 造園緑化工事の設計・施工・メンテナンス等

■売上高構成比率(2015/9期 実績)
品目 金額 比率
ランドスケープ 1,267 百万円 30.4%
ガーデンエクステリア 2,900 百万円 69.6%
合計 4,167 百万円 100.0%

■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 小栗 達弘 28万230 27.61%
2 小栗 弘 26万7530 26.36%
3 小栗 勝郎 26万3930 26.00%
4 岐阜造園社員持株会 7万2200 7.11%
5 伊藤 俊秀 1万5010 1.48
6 舟橋 恵一 1万5000株 1.48%
6 山﨑 茂 1万5000 1.48%
6 山田 準 1万5000 1.48%
9 川下 保博 1万株 0.99
10 小栗 育子 6600株 0.65%
10 小栗 栄一 6600株 0.65%
10 小栗 治子 6600株 0.65%
10 小栗 正広 6600株 0.65%
合計   98万300 96.58%

■その他情報
手取金の使途 手取概算額上限4億1420万円については、設備資金として2億円、採用費及び人件費として1億円、広告宣伝費として3000万円を充当する予定。
関係会社 (株)景匠館(連結子会社)造園工事
VC売却可能分(推定) 株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日
割当先
発行価格

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岐阜造園の銘柄紹介

 同社グループは、同社及び連結子会社の株式会社景匠館の2社で構成されており、造園緑化工事の設計・施工・メンテナンスを主たる業務としている。

 「街や暮らしに潤いを与える緑空間の創造」をコンセプトに掲げ、1927年の創業以来、蓄積したノウハウや造園技法の伝承に努めるとともに、人と自然とが共生でき、エコや地球環境や時代の変化に対応できるような技術開発に取り組み、事業を展開している。

(1)ランドスケープ

 不特定多数の人が訪れるパブリックスペース(景観を構成する諸要素や景観そのものを意味する)に、樹木の緑あふれる憩いの空間を創り出している。同社グループは、造園技法を用いた、主に緑化によるランドスケープ(景観)の構築を行っており、樹木や石材を使った伝統的な造園工事から、建物の屋上や壁面を緑で覆う屋上・壁面緑化工事、生き物との共生を目的としたビオトープ(生物の生息空間)工事、大手ショッピングモールが取り組んでいる森づくりによる環境再生に配慮した工事など多岐に亘っている。

 対象となる物件は、公共工事、民間工事、また、工事施工後の緑地メンテナンスによるものである。

(1A)公共工事

 官公庁(国土交通省、地方自治体等)が発注する物件であり、庁舎等の施設、都市公園、街路、公立学校等の施工・整備に係る造園緑化工事を行っている。

(1B)民間工事

 民間企業が発注する物件であり、商業施設、工場、リゾートホテル、ゴルフ場、飲食店、ショッピングモール、温浴施設、住宅マンション、私立学校、病院、老人介護施設等の施工・整備に係る造園緑化工事を行っている。

(1C)緑地メンテナンス

 官公庁からの委託を受け、公園や公共施設等の緑地のメンテナンスを行っている。主な内容としては、樹木の剪定、施肥、病害虫駆除、草花の植え替えなどがある。また、歴史的価値のある樹木の保存や、病気に侵された樹木の治療なども行っている。

(2)ガーデンエクステリア

 「ガーデンエクステリア」は、ガーデン(庭)とエクステリア(外構)を組み合わせたものである。同社グループでは、住宅の周辺環境を総称してエクステリアと位置付け、庭園(ガーデン)のテイストをより多く盛り込んだ「ガーデン+エクステリア」の設計・施工を通じて、顧客の家庭での暮らしが緑に溢れ、より豊かなものになるよう設計・施工に努めている。

 既製品を組み合わせた定型的なエクステリアではなく、樹木や天然石を多用し、個々の緑豊かなガーデンエクステリアが集まり、美しい街並みを形成することをコンセプトに設計や施工を行っている。

 なお、対象物件は、住宅メーカーとの共同による新規の大型分譲地での設計・施工、一般顧客向けの「パインズ」でのショールーム展開等によるものである。また、同社にて建売住宅の企画・販売、太陽光発電システムの設置工事を行っている。

岐阜造園の投資のポイント

 初値買いの入りづらい地方市場への単独上場案件であり、造園緑化工事事業も安定事業ながら成長企業としての評価を受けにくい。一方で公開規模が非常に小さいうえ、主幹事の東海東京証券は東海地区に強い証券会社として初値買いへの対応にも期待できよう。

 2014年以降に名証へ単独上場(セントレックスを含む)した4社の公開価格に対する初値上昇率は平均+33.0%で、地方上場案件に持たれているイメージと異なりしっかりした結果となっている。しかし、2部に上場したポバール興業<4247>丸八HD<3504>の2社平均では+9.0%にとどまり、投資家の銘柄選別色は強いとみられる。

 同社は1927年(昭和2年)に創業し、造園緑化工事の設計・施工・メンテナンスを主たる業務としている。「ランドスケープ」の対象となる物件は、公共工事、民間工事、工事施工後の緑地メンテナンスによるものとなる。樹木や石材を使った伝統的な造園工事から、建物の屋上や壁面を緑で覆う屋上・壁面緑化工事、生き物との共生を目的としたビオトープ工事、大手ショッピングモールが取り組んでいる森づくりによる環境再生に配慮した工事など多岐に亘る。「ガーデンエクステリア」の対象となる物件は、住宅メーカーとの共同による新規の大型分譲地での設計・施工、一般顧客向けの「パインズ」でのショールーム展開等によるものとなる。

 業績面について、2017年9月期は売上高が前期比3.9%減の38.1億円、経常利益が同21.7%減の3.1億円と減収減益の見通しとなっている。売上高、営業利益は2期連続で減少する見込み。想定仮条件水準の今期予想PERは6倍台と割安感が意識されそうだが、業績成長期待や株式流動性に乏しい点を考慮すると妥当な水準か。期末配当は1株当たり35.0円を予定しており、想定公開価格ベースの予想配当利回りは3.5%となる。

 公開規模については4億円強となる見込み。創業家が発行済株式の大半を保有しており、ベンチャーキャピタル保有株はない。11/1はバロックジャパンリミテッド<3548>が東証1部または2部に同時上場するが、こちらは公開規模300億円クラスで市場区分は東証1部となる見込み。投資家層はあまり重ならないと考えられるが、同社へ関心が向かいにくくなる面はあるだろう。

◆「岐阜造園」IPOに申し込めるおすすめ証券会社
東海東京証券[最短5日で取引可能]
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SMBC日興証券[最短4日で取引可能]
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SBI証券[最短2日で取引可能]
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安藤証券
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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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2015年実績 ネット配分・
抽選方法
口座数
(稼働口座数)
NISA対応
主幹事数 取扱銘柄数
 ◆SBI証券
8社 78社 70%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジ
ポイント」順に配分
365万
(−)
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、
多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなり資金力がある人ほど有利になる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」は、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのがメリットだ。
SBI証券の公式サイトはこちら
 ◆SMBC日興証券
24社 72社 10%:1人1票の平等抽選
273万
(−)
【ポイント】
大手証券の中でもIPOには力を入れており、2015年の主幹事数は野村證券に続く実績。2015年における初値騰落率1位のロゼッタ(初値騰落率433.1%)、3位のネオジャパン(初値騰落率401.7%)の主幹事も務めている。
1人1単元しか申し込めないので、資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。
SMBC日興証券の公式サイトはこちら
 ◆マネックス証券
0社 50社 100%:1人1票の平等抽選
164万
(100万)
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2015年には、主幹事こそないが50社ものIPO銘柄を取り扱った。割り当てられたIPO株の100%すべてを1人1票の平等抽選で配分。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
マネックス証券の公式サイトはこちら
 ◆岩井コスモ証券
0社 41社 10%以上:1人1票の平等抽選

(−)
×(※1)
【ポイント】
中堅証券会社でありながら、2015年の取扱銘柄数は41社と、大手証券会社に引けをとらない実績を持つ。しかも、2015年に初値が5倍以上に高騰したIPO株は3銘柄あるが、岩井コスモ証券はそのすべてを取り扱っている。1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。
岡三オンライン証券の公式サイトはこちら
 ◆東海東京証券
5社 27社 10%:1単元1票の平等抽選
41万
(−)
【ポイント】
準大手証券会社の東海東京証券は、大手証券会社には届かないものの、多くのIPO銘柄を扱っており、2015年は5銘柄で主幹事も務めた
東海東京証券への割当が2000単元未満の場合は、取引実績に応じて当選確率がアップする「IPO個人優遇ステージ」を適用した抽選となるが、その場合でも、取引実績が最低ランクの投資家に10%が配分され、その中で平等抽選が行われる。
東海東京証券の公式サイトはこちら
※ 口座数、稼働口座数は2016年3月末時点。

 

IPOの取り扱い数が多いだけでなく
主幹事の銘柄数も多くて当たる確率大!
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