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モデルルームも駐車場もなし!
三菱地所“究極のエコマンション”の正体

週刊ダイヤモンド編集部
2010年3月8日
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 究極のエコマンション――。マンション業界で、このように呼ばれる物件がある。
 
 それが、三菱地所が現在、東京都武蔵野市中町に建設中の分譲マンション「吉祥寺エコマンション」(今年10月完成・販売予定)だ。

 エコマンションに明確な定義はないが、断熱効果を上げたり、太陽光発電を利用して二酸化炭素排出量などを抑制した省エネルギー対策マンションのことだ。昨今、各マンション開発業者は、相次いで商品化を発表しており、エコマンション自体はそれほど珍しい存在ではなくなりつつある。
 
 では、なぜ、三菱地所のエコマンションが注目されているのだろうか。
 
 まず、省エネルギー・二酸化炭素削減の技術に関する最新ハイスペック技術が、てんこ盛りになっているからだ。断熱効果が高いとされる外断熱工法を取り入れ、太陽熱利用給湯、太陽光発電、共用部のLED照明のほか、床下に冷気や暖気を送り込む新タイプの空調システムなども導入している。

 さらに、外観なども著名建築家による設計でこだわりをみせる。建物は、わずか9戸という小規模マンションということもあり、一見すると全体が大きな一戸建てという趣をかもし出している。

 外周も天然木ウッドデッキで仕上げ、道路沿いや境界塀も樹木で緑化する。室内のフローリングの材料も合板ではなく、一枚板の天然木材を使用する予定だ。駐輪場についても1戸あたり2台以上のスペースを設けるという徹底した"自然志向"ぶりである。

尖がった設計思想を実現
御法度の限りを尽くす

 反面、このマンションは、新築分譲マンションでは、"御法度(ごはっと)"とされる常識外れの事例も多い。 

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