IPO株の銘柄分析&予想
2015年11月8日公開(2016年4月21日更新)
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「IPO株の銘柄分析&予想」

著者・コラム紹介

IPO株の銘柄分析&予想

ザイ・オンライン編集部

「オープンドア」のIPO情報総まとめ!
スケジュールから幹事証券、注目度、銘柄分析、
他の旅行情報サイト運営企業との比較や予想まで解説![2016年3月17日 情報更新]

会社名(市場・コード) オープンドア
市場・コード/業種 東証マザーズ・3926/情報・通信業
上場日 12月17日
申込期間(BB期間) 11月30日~12月4日
おすすめ証券会社 SMBC日興証券SBI証券大和証券マネックス証券カブドットコム証券
フィスコ分析による
市場の注目度
★★★最高★5つ

【目次】(クリックで該当する情報へ移動します)
▼いつ申し込んで、いつ購入する?(ブックビルディング期間、上場日など)
▼どこの証券会社で申し込める?(幹事証券会社)
▼いくらで買える?(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)
▼発行株数・単元数・公開規模は?

▼どんな会社?
▼業績データ/業績コメント
▼企業の詳細情報/銘柄紹介
▼投資のポイント

 

オープンドアのIPOは、いつ申し込んで、いつ購入する?
(ブックビルディング期間、上場日など)

■スケジュール
仮条件提示 11月26日
ブックビルディング(抽選申込)期間 11月30日~12月4日
公開価格決定 12月7日
購入申込期間 12月9日~12月14日
払込日 12月16日
上場日 12月17日

オープンドアのIPOは、どこの証券会社で申し込める?
(幹事証券会社)

■幹事証券会社(2015年12月15日時点。割当は変更になる場合があります)
証券会社名
(※青文字はクリックで詳細ページへ)
引受シェア 口座開設
SMBC日興証券
[最短5日で口座開設可能]
2.6
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SBI証券
[最短2日で口座開設可能]
1.7
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大和証券 1.7
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マネックス証券 0.9
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カブドットコム証券
[最短翌日に口座開設可能]
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みずほ証券(主幹事証券)
87.8  
三菱UFJモルガン・スタンレー証券 1.7  
岩井コスモ証券 0.9  
いちよし証券 0.9  
SMBCフレンド証券 0.9  
エイチ・エス証券 0.9  

オープンドアのIPOは、いくらで買える?
(仮条件・公募価格・予想PER・初値・初値騰落率など)

■価格情報
仮条件 3500~3820円
公募価格 3820円
初値 4710円
初値騰落率 +23.30%
最新チャート 【クリックで最新チャートへ】

■レンジ予想(2015年11月16日時点)
想定仮条件レンジ
[予想PER]
3800円~3900円
38.3倍(連)~39.3倍(連)
予想トレーディングレンジ(※)
[予想PER]
3000円~8000円
30.2倍(連)~80.6倍(連)
※期間は上場後1年を想定。

オープンドアの発行株数・単元数・公開規模は?

■株数などに関する情報
発行済株式数(上場時) 515万株(予定)
公開株式数 公募5万株  売出77万3000株
(オーバーアロットメントによる売出12万株)
想定公開規模 35.8億円~36.8億円(OA含む)

オープンドアは旅行情報サイト運営の大型案件

 総合旅行情報サイト「トラベルコちゃん」等の運営を行っている。「トラベルコちゃん」は、国内大手旅行会社など約300社が販売する国内外のパッケージツアー、ホテル、格安航空券等の各種旅行商品をオンラインで一括して検索・比較することができる。前期の月間平均ユニークユーザー数は約220万人まで拡大している。

 東証マザーズ上場のインターネット関連案件であること、シニア層やインバウンドの需要拡大が見込まれる旅行関連であることが人気を押し上げるだろう。ただ、公開規模がマザーズ上場案件としてはやや大きく、初値を抑える要因となる。

 公開規模については30億円台後半となる見込み。ミズホメディー<4595>が同日上場することによる資金分散の影響も初値の重しとなるが、落ち着いた初値形成となればセカンダリーでは堅調に推移する可能性がある。

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オープンドアの業績データ

■業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高
(伸び率)
経常利益
(伸び率)
純利益
(伸び率)
2012/3 1,499(―) 81(―) 29(―)
2013/3 1,661(10.8%) 195(139.8%) 208(604.2%)
2014/3 1,787(7.6%) 255(30.8%) 149(-28.1%)
2015/3 1,972(10.3%) 371(45.3%) 400(167.8%)
2016/3予 ―(―%) ―(―%) ―(―%)

■連結業績推移(単位:百万円・% )
決算期 売上高(伸び率) 経常利益(伸び率) 純利益(伸び率)
2014/3 1,787(―) 255(―) 149(―)
2015/3 1,988(11.2%) 337(31.7%) 400(167.8%)
2016/3予 2,467(24.0%) 823(144.1%) 511(27.5%)
2015/9 2Q 1,231(―%) 471(―%) 280(―%)
予想EPS/配当 単独:-円 連結:99.22円(上場時発行済株式数で試算)/0.00円

オープンドアの業績コメント

 2016年3月期の業績は、売上高が前期比24.0%増の24.6億円、経常利益が同144.1%増の8.2億円と増収増益の見通しとなっている。

 足元の旅行業界では日本人旅行者が横ばいで訪日外国人数が飛躍的に増加している一方、インターネット業界では、スマートフォンやタブレット端末といったデバイスの多様化に伴いインターネット利用者が引き続き増加し、オンラインによる旅行販売はますます重要度を高めている。

 このような環境のもと、同社では、主要メニューの収益構造を固定掲載費から固定掲載費プラス従量課金へと切り替えを行い、ユニークユーザー数、コンバージョン及び販売単価の向上が直接的に収益につながる料金体系へと変更した。

 また、ユニークユーザー、コンバージョン等の数値分析を旅行商品ジャンル毎に精緻に行うことで、ユーザー及び市場の動向に合わせた施策を適宜打ち出すとともに、積極的なSEO対策が功を奏し、月間ユニークユーザー数は大幅増となった。これらの収益モデルの変更と大幅なユニークユーザー数の増加により、業績は堅調に推移している。

 なお、通期計画に対する第2四半期末時点における進捗率は、売上高12.3億円で49.9%、経常利益4.7億円で57.2%となっている。

オープンドアの詳細情報

■基本情報
所在地 東京都港区赤坂二丁目
代表者名(生年月日) 代表取締役社長 関根 大介(昭和43年1月8日生)
設立 平成9年4月21日
資本金 4億5500万円(平成27年11月11日現在)
従業員数 新規上場会社133人 連結会社137人(平成27年9月30日現在)
事業内容 総合旅行情報サイト「トラベルコちゃん」等の運営

■売上高構成比率(2015/3期 実績)
品目 金額 比率
旅行関連事業 1,846 百万円 92.8%
その他の事業 142 百万円 7.2%
合計 1,988 百万円 100.0%

■大株主上位10位
順位 株主名 保有株数 保有シェア
1 関根大介 305万9000株 59.04%
2 TPI1号投資事業組合 62万5000株 12.06%
3 株式会社ザ・パス・インベストメント 29万株 5.60%
4 株式会社CHINTAI 27万5000株 5.31%
5 佐藤茂 18万株 3.47%
6 ネオステラ1号投資事業有限責任組合 12万5000株 2.41%
7 エコートレーディング株式会社 10万 1.93%
8 三菱UFJキャピタル3号投資事業有限責任組合 6万5000株 1.25%
9 投資事業組合オリックス11号 2万7000株 0.52%
10 若林大地 2万3000株 0.44%
合計   476万9000株 92.03%

■その他情報
手取金の使途 人材の採用・育成、海外展開、プロモーションに充当する予定
関係会社 ホテルスキップ株式会社 (連結子会社) 海外及び国内ホテルの予約、手配、販売
VC売却可能分(推定) 2社 65万2000株(売出し・保有期間などの制限があるもの以外)
直近有償第三者割当 年月日
割当先
発行価格

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オープンドアの銘柄紹介

 同社グループは、同社及び子会社1社で構成されており、総合旅行情報サイト「トラベルコちゃん」の運営、旅行商品の販売等による「旅行関連事業」を主たる業務としている。

(1)総合旅行情報サイト「トラベルコちゃん」

 「トラベルコちゃん」は、国内大手旅行会社、国内外のOTA(オンライン旅行会社)、国内外ホテル及び国内外航空会社を含む約300社(2015年9月末現在)が販売する海外及び国内のパッケージツアー、ホテル、格安航空券等の各種旅行商品をオンラインで一括して検索・比較することができる旅行メタサーチサイト(横断検索サイト)である。

 ユーザーは、「トラベルコちゃん」を利用することで、いつでも無料で旅行会社等の提供する旅行商品を検索・比較し、希望の条件での旅行商品を見つけて予約や照会を行うことができる。また、「トラベルコちゃん」の横断検索機能は、パッケージツアー、ホテル、格安航空券等の各旅行商品のジャンル毎の横断検索が可能となっている。併せて、海外在住のガイド等のプロによる現地クチコミ情報や旅ブログを掲載し、旅行に関してユーザーが求める情報を全て網羅できるよう努めている。

 なお、同社の「トラベルコちゃん」における収益構造は以下のとおりである。

(1A)従量課金収入

 「トラベルコちゃん」への旅行商品掲載に係る契約を同社と締結した旅行会社は、自社の旅行商品を「トラベルコちゃん」に掲載する。ユーザーは、「トラベルコちゃん」を通じて当該旅行商品情報を入手し、当該旅行会社より旅行商品を購入する。「従量課金収入」は、その際生じた予約実績、メール送信実績、クリック実績等に基づき、同社が当該旅行会社より手数料を収受するという成果報酬型の契約である。

(1B)固定収入

 「トラベルコちゃん」への旅行商品掲載に関して、「従量課金収入」のような成果報酬型の契約ではなく、同社のシステム利用に伴う固定金額を旅行会社から収受するものである。具体的には、旅行商品の登録可能コース数に応じた月額システム利用料が挙げられる。

(1C)広告収入

 「トラベルコちゃん」上の広告スペースを提供することによって、広告を掲載する得意先(原則として旅行関連企業)より掲載料を収受するものである。広告スペースは、PC向けとスマートフォン向けで分けられており、それぞれ異なる広告スペースを提供している。

 また、PC・スマートフォン向け広告スペース内でも、掲載スペースの表示場所・表示ページによって掲載料金は異なる。なお、「トラベルコちゃん」ユーザーを対象にした同社が発行するメールマガジンへも広告の掲載を募っている。

(2)海外ホテル予約サイト「ホテルスキップ」「hoterea.com」

 連結子会社であるホテルスキップ株式会社は、海外ホテルに特化した個人顧客向け宿泊予約サイト「ホテルスキップ」および「hoterea.com」の運営や、法人顧客への旅行商品の販売等を行っている。

オープンドアの投資のポイント

 東証マザーズ上場のインターネット関連案件であること、シニア層やインバウンドの需要拡大が見込まれる旅行関連であることが人気を押し上げるだろう。ただ、公開規模がマザーズ上場案件としてはやや大きく、初値を抑える要因となる。今年に入って公開規模が30億円を超えた案件は18社あったが、公開価格に対する初値上昇率は平均12.5%にとどまっている。また、12月はIPOラッシュとなり、同日上場の企業があるため、初値買い資金分散の影響なども考慮する必要がある。

 同社グループは、総合旅行情報サイト「トラベルコちゃん」の運営、同サイトを通じた旅行商品の販売等の「旅行関連事業」を展開している。「トラベルコちゃん」は、国内大手旅行会社・国内外OTA(インターネット専業の旅行会社)・国内外ホテル・国内外航空会社を含む約300社(9月末現在)が販売する国内外のパッケージツアー、ホテル、格安航空券等の各種旅行商品をオンラインで一括して検索・比較することができる。前期の月間平均ユニークユーザー数は約220万人まで拡大している。

 業績面について、2016年3月期は売上高が前期比24.0%増の24.6億円、経常利益が同144.1%増の8.2億円と増収増益の見通しとなっている。想定仮条件水準の今期予想PERは39倍前後と割安感はないが、アドベンチャー<6030>のようにインバウンド関連として人気化し、高バリュエーションとなっている類似企業も見られる。

 公開規模については30億円台後半となる見込み。ベンチャーキャピタル株主ではTPI1号投資事業組合が保有株全てを上場時の売出しで売却する予定。残るベンチャーキャピタル保有株は上場後の需給懸念を強める水準ではない。公開規模の大きさに加え、ミズホメディー<4595>が同日上場することによる資金分散の影響も初値の重しとなるが、落ち着いた初値形成となればセカンダリーでは堅調に推移する可能性がある。

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[データ提供・銘柄分析]フィスコ 

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2015年実績 ネット配分・
抽選方法
口座数
(稼働口座数)
NISA対応
主幹事数 取扱銘柄数
 ◆SBI証券
8社 78社 70%:1単元1票の平等抽選
30%:「IPOチャレンジ
ポイント」順に配分
365万
(−)
【ポイント】
ネット証券にもかかわらず、主幹事数、取扱銘柄数ともに大手証券会社に引けをとらない実績を誇る。個人投資家への配分の100%がネット投資家へ配分されるのも魅力。1単元1票の抽選なので、
多くの単元を申し込むほど当選確率は高くなり資金力がある人ほど有利になる。当選確率がアップする「IPOチャレンジポイント」は、資金量・取引量と関係なく、IPOに申し込み続ければ誰にでも貯められるのがメリットだ。
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 ◆SMBC日興証券
24社 72社 10%:1人1票の平等抽選
273万
(−)
【ポイント】
大手証券の中でもIPOには力を入れており、2015年の主幹事数は野村證券に続く実績。2015年における初値騰落率1位のロゼッタ(初値騰落率433.1%)、3位のネオジャパン(初値騰落率401.7%)の主幹事も務めている。
1人1単元しか申し込めないので、資金量に関係なく誰でも同じ当選確率となっているのがメリット。
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 ◆マネックス証券
0社 50社 100%:1人1票の平等抽選
164万
(100万)
【ポイント】
毎年多くのIPO銘柄を取り扱っており、2015年には、主幹事こそないが50社ものIPO銘柄を取り扱った。割り当てられたIPO株の100%すべてを1人1票の平等抽選で配分。取引実績や資金量に当選確率が左右されないのは、個人投資家にとっては大きな魅力だ。
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 ◆岩井コスモ証券
0社 41社 10%以上:1人1票の平等抽選

(−)
×(※1)
【ポイント】
中堅証券会社でありながら、2015年の取扱銘柄数は41社と、大手証券会社に引けをとらない実績を持つ。しかも、2015年に初値が5倍以上に高騰したIPO株は3銘柄あるが、岩井コスモ証券はそのすべてを取り扱っている。1人1票の平等抽選で、申し込み単元数は10単元まで。
岡三オンライン証券の公式サイトはこちら
 ◆東海東京証券
5社 27社 10%:1単元1票の平等抽選
41万
(−)
【ポイント】
準大手証券会社の東海東京証券は、大手証券会社には届かないものの、多くのIPO銘柄を扱っており、2015年は5銘柄で主幹事も務めた
東海東京証券への割当が2000単元未満の場合は、取引実績に応じて当選確率がアップする「IPO個人優遇ステージ」を適用した抽選となるが、その場合でも、取引実績が最低ランクの投資家に10%が配分され、その中で平等抽選が行われる。
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※ 口座数、稼働口座数は2016年3月末時点。

 

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