第52回・最終回
資源無き国ニッポンにエネルギー安全保障は不可欠
石川和男
福島第一原発の事故後、東電改革や汚染水対策などでさまざまな助言を行ってきた米国の専門家2名と対談した。テーマは汚染水問題、「40年ルール」…
2015.9.7
経済産業省の元官僚として政策立案の現場に実際に関わってきた経験と知識を基に、社会保障、エネルギー、公的金融、行政改革、リテール金融など、日本が抱えるさまざまな政策課題について、独自の視点で提言を行なっていく。
第52回・最終回
石川和男
福島第一原発の事故後、東電改革や汚染水対策などでさまざまな助言を行ってきた米国の専門家2名と対談した。テーマは汚染水問題、「40年ルール」…
2015.9.7
第51回
石川和男
活断層に関する判断は原発の存否の命運を握る。だがこれに関して事業者から突きつけられた質問に対し、規制庁の回答は異常に遅れ、かつ矛盾と強弁に…
2015.8.10
第50回
石川和男
再生可能エネルギー固定価格買取制度(FIT)の施行から3年が経過した。さらなる再エネの導入に向け検討が始まったが、見落とされている大きな論…
2015.7.27
第49回
石川和男
福島第一原子力発電所事故で、米国原子力規制委員会の代表として事故対応に協力したカスト博士と懇談の機会を得た。同氏は視察した柏崎刈羽原発の安…
2015.7.6
第48回
石川和男
G7サミットで温室効果ガス削減目標に関する首脳宣言が採択された。年末のCOP21で具体的な目標設定を行う予定だ。日本政府が示した目標に批判…
2015.6.29
第47回
石川和男
前回に続き、チェルノブイリ原発事故の研究に長く従事してきたイギリスの専門家へのインタビューをお送りする。原子力の理解に男女差はあるのか。容…
2015.6.15
第46回
石川和男
チェルノブイリ原発事故の研究に長く従事してきたイギリスの専門家に、意見を伺う機会を得た。日本の原子力政策は、どう映っているのか。そして、研…
2015.6.1
第45回
石川和男
安倍首相の米議会演説に対し妨害活動を行ったとされる韓国。4月に仮署名された米韓原子力協定でも徹底したロビー・PR活動を展開した。日本と同等…
2015.5.18
第44回
石川和男
原発の帰趨に大きな影響を及ぼす、活断層の有無の判定。だが規制委・規制庁は、一方を認める代わりに一方を認めないという“政治ゲーム感覚”で判断…
2015.4.20
第43回
石川和男
日本の記者団が欧州のエネルギー政策を取材したが、その記事には大きな違和感を感じた。ドイツ政府高官の発言を、何の突っ込みもなく、疑念も抱かず…
2015.4.6
第42回
石川和男
経産省の発表によれば、来年度の再エネ買取総額は1.8超円を超え、2倍増となる。一方、筆者は“再エネ先進国”ドイツを訪問し、再エネ政策担当者…
2015.3.23
第41回
石川和男
福島原発事故から4年が経過したが、非科学的な風評は今も後を絶たない。“美味しんぼ「鼻血問題」”はその一例である。さらに、政府や原子力規制委…
2015.3.9
第40回
石川和男
日本のエネルギー政策は隘路に陥っている。日本人同士で議論して埒が明かないなら、むしろ海外からの評価を素直に受け入れた方がよい。東電の原子力…
2015.2.23
第39回
石川和男
原発比率が高かった関電。現在11基の原発のうち、9基の再稼働を目指し、2基の運転延長を検討している。しかし、規制委・規制庁は審査期間を“無…
2015.2.9
第38回
石川和男
原子力規制委員会とその事務局である原子力規制庁は、原子力発電所の敷地内に“活断層”が絶対ないことの証明――、いわば『悪魔の証明』を、日本原…
2015.1.26
第37回
石川和男
発足から3年後に当たる今秋、規制委・規制庁の在り方も含めた原子力規制の見直しが予定されている。規制委・規制庁について賛否両論は渦巻いている…
2015.1.13
第36回
石川和男
国民負担の増大に繋がる要素として最大のものは、国内すべての原発を停止させ続けていることによる化石燃料の輸入激増だ。年間3兆7000億円に上…
2014.12.29
第35回
石川和男
自民党が大勝したことで、重要課題が前に進み始めることになるだろう。内政面での最重要課題のひとつに、エネルギー政策がある。先日、関西電力の高…
2014.12.15
第34回
石川和男
再エネの固定価格買取制度(FITは前民主党政権の首相だった菅直人氏の“大きな負の遺産”である。結論から言うと、再エネ推進の方法を大きく誤っ…
2014.12.1
第33回
石川和男
衆議院が解散された。再増税で得られた社会保障財源の確保を一時的に先送りすることになった。国民負担を増やす情勢ではないという政治判断だ。しか…
2014.11.25