周囲から見て「困った人」とレッテルを貼られやすいバブル世代の“バブルさん”、ゆとり世代の“ゆとりちゃん”。当連載では、そんな2つの世代を対象に、 就職氷河期世代の“氷河期くん”(またはその他の世代)が会社の人間関係をどううまく対処すべきなのかを研究していく。親愛なるバブルさん、ゆとりちゃん、どうか温かい目で見守って欲しい。そして同志である氷河期くんには、ぜひ考え方の合わない上司&部下に対処するときに、参考にしていただきたい。

さて、今回お話を伺ったのは、脱サラしてコンビニ経営をしているバブルさん。お店では、中国人留学生や日本の大学生をバイトとして雇っていることから、両国のゆとりちゃんの生態を知り尽くしているようだ。また、今回のバブルさんは「バブルなんてまっぴら!今がちょうど良い」と今までのバブルさんと比較すると意外な言葉を残してくれており、その点も非常に興味深い。そこで今回は、実は知られていない“中国人ゆとりちゃん”の生態と、氷河期世代やゆとり世代が誤解している“バブル”の実態について聞いてみた。

<今回のバブルさん>
東野康介さん(仮名)
年齢:46歳(1964年生まれ)
最終学歴:大卒
業種:コンビニ経営
出身:神奈川県
現在の住まい:川崎市
婚姻:既婚
家族構成:本人、奥さん、娘2人、息子1人

連絡なしで辞めるのは中国人より日本人が多い!?
コンビニ店長が語る両者の働き方の違い

――ではまず、自己紹介代わりに、簡単に今のお仕事についてお伺いできますか。

 東野です。バブルさんです。脱サラしてコンビニの店長やってます。所得は前より少なくなりましたが、ストレスは少なくなりました。愛妻と仲良くやっています。