5.突然、自宅の権利関係や住宅ローンの契約内容を確認し始める
持ち家(住宅ローンあり)に住んでいる場合、いざ離婚するのなら、持ち家をどうするのか、例えば、そのまま所有するなら夫が住むのか、妻が住むのか、賃貸に出すのか、売却するのかなどを先んじて検討しておく必要があります。
どのパターンを選ぶのかは住宅ローンの金利や返済期間、妻が保証人かどうか、そして独身時代の貯金や、実家からの援助を頭金としていくら入れたのか、そして所有権をどちらが何割持っているのかで変わってきます。
しかし、持ち家を購入してから時間が経過すると、夫はこれらの詳細を忘れているので、自宅に保管している住宅ローンの契約書や土地、建物の権利証(登記済証)などで確認しなければなりません。
家のことを妻に任せている場合、夫はこれらの大事な書類がどこに保管されているのかを把握していないので、特に理由を示さず、夫が「住宅ローンの書類はどこだ?」と言い出した場合、離婚の準備をしている可能性があります。
6.突然、給料の振込口座を変更したいと言い出す。
結婚前も後も同じ口座を使っている場合、口座の残高のうち、結婚前の分と結婚後の分が混在しているので、離婚の財産分与として独身時代の財産を請求される危険があります。
給与の振込口座を独身時代とは別の口座に変更するのは、離婚を考え始める前触れと思って良いでしょう。