気分屋の妻には「離婚したい日」と「離婚したくない日」が交互にやってきます。実は、妻は本気で離婚を白紙に戻したいわけではないのです。だからあなたとしては、次の「離婚したい日」がやってくるまで待てば良いでしょう。「離婚したくない」と言い出した妻に対して、「約束が違うじゃないか」と声を荒げ、高圧的な態度をとっても無意味です。その日が「離婚したくない日」なら、いくらやっても「暖簾に腕押し」状態。そんなことをして、妻の「離婚する気」が本当に失せてしまったら本末転倒です。
【勘違い5】
妻の不倫を疑う場合は、
探偵をつけた方が早く離婚できる
妻が不倫をしている可能性がある場合は、妻を直接問い詰めて白状させるのが先決です。「ラブラブのメールが届いた」「怪しい電話が鳴った」「妻の行動パターンがおかしい」といったことに気付いているのに、妻の反応を恐れて言いたいことを言えないようではダメです。探偵に依頼するのは、どうしても妻が口を割らない場合の最終手段です。その理由は2つあります。
1つ目は費用面。妻が男性と何曜日、どのタイミングでラブホテルや不倫旅行に行っているのかがわからないと、探偵に何週間も何ヵ月間もずっと尾行を依頼しなければなりません。そうすると、何百万円もの莫大な費用がかかります。
2つ目は証拠の使い勝手。探偵が集めた証拠は「黄門様の印籠」ではありません。確かに法律的には有効かもしれませんが、妻がそれを見て素直に認めるとは限りません。逆に「こそこそと尾行して何様のつもり!」と逆ギレするケースも多いのです。
【勘違い6】
妻に対してメッセージを
送れば送るほどを早く離婚できる
近年、コミュニケーションツールの発達により、人間同士の連絡手段は驚くほど便利になりました。特にメールやメッセンジャー、LINEなどは「一方的に気持ちを押し付けることができるツール」。ボタンを1回押せば、半強制的にメールを相手に受け取らせ、読ませることができるのです。相手があなたの言葉を聞きたいのか、受け入れる準備があるのかどうかは関係ありません。