米アップルが今年発表した新型スマートフォン「iPhone」の中で、749ドル(日本価格は8万4800円)からと最も安い「XR(テンアール)」が26日、発売された。9月に先行発売された「XS(テンエス) 」と「XS Max(テンエス・マックス)」の価格はそれぞれ999ドル、1099ドルからとなっており、一部顧客は1000ドルも支払うことを躊躇しているもようだ。そのため、アップルはXRの発売により、販売台数の押し上げを期待できるかもしれない。調査会社2社によると、XSとXS Maxのこれまでの販売実績は、昨年発売されたiPhone「8」と「8プラス」とほぼ同程度となっている。コンシューマー・インテリジェンス・リサーチ・パートナーズがアップル製品購入者500人を調査したところによると、7-9月期に米国で販売されたiPhoneのうち、XSとXS Maxは全体の16%を占めた。これは昨年の同時期に販売された「8」と「8プラス」と同じ割合だ。