イランがホルムズ海峡での攻撃を激化させる中、米政府は、同海峡を通過する石油タンカーの軍事護衛を見送ることを決めた。これにより同海峡が長期にわたって封鎖される可能性が高まっている。これは、世界で最も重要なエネルギー輸送路を通じた輸出が遮断されることを意味する。イラン革命防衛隊(IRGC)は11日、ホルムズ海峡を通過しようとした貨物船3隻を攻撃した。同海峡はペルシャ湾から外洋へ出る唯一の海路だが、IRGCは、通過を試みる他の船舶も標的にすると警告している。湾岸諸国の当局者らによると、米政府は石油会社からタンカー護衛要請を受けているが、これを繰り返し断っている。米国防当局者らは、最も狭い地点で約21マイル(33.8キロ)の幅しかないこの海域に関し、イランによる攻撃の危険性が低下するまで軍艦を派遣するのは不確実性が高すぎるとしている。