マイクロソフト Photo by Naoyoshi Goto

――WSJの人気コラム「ハード・オン・ザ・ストリート」

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 中国では米マイクロソフトの検索エンジン「Bing」がグーグル検索に代わる最善のツールなのだろうか。いや、少なくとも今はそうではない。Bingは突如、中国国内での接続ができなくなった。技術上の問題なのか、意図的な操作によるものかは不明だ。マイクロソフトは24日になって、Bingのサイトが接続不能になったと認めたにすぎない。

 中国で先行きが見通せなくなった検索エンジンはBingだけではない。中国検索エンジン最大手の百度(バイドゥ)でさえ、窮地に立っている。検索サービス市場で首位を走る同社は市場シェアの7割を握る。今週に入り、「検索エンジンのバイドゥは死に絶えた」という見出しの記事が中国のソーシャルメディアで拡散した。この記事は、同社が最善の検索結果を表示する代わりに、ブログ形式のプラットフォーム「百家号(バイジアハオ)」など自社サービスを前面に押し出していると批判したものだ。バイドゥはこうした指摘を否定し、百家号の表示は検索結果の10%未満だと反論している。