バブル時代は本当によかった?
Illustration by Shin Kikkawa

『週刊ダイヤモンド』4月13日号の第1特集は「統計学『超』入門」です。事あるたびに「バブル時代はよかった」とつぶやく「バブルおじさん」たちがいます。統計でその真偽を確かめてみました。(本記事は特集からの抜粋です)

 平成の世が終わろうとする今日、いまだに「バブル時代は本当によかった」と1990年前後の時代を懐かしむ「バブルおじさん」たちがいる。

 かく言う記者もバブル世代ど真ん中で、バブル時代は華やかで楽しかったと思っているバブルおじさんの一人だ。何とかしてバブル時代がよかったことを今どきの若者にも知らしめたい。そこで幾つかの公的統計を調べてみた。

 下図は現在の生活に対する満足度を世代別に聞いた結果だ。

 バブル期に20代で、派手にお金を使った経験のある現在の50代から見れば、「現在の20代は使えるお金がなくてかわいそう」と思えるかもしれない。

 ところが、調査結果は全く正反対となった。50~59歳の満足度が72.4%なのに対し、18~29歳の満足度は83.2%と11ポイント近く高い。この結果から見る限り、今どきの若者はちっともかわいそうではないのだ。