米アップルでは最近、ジョニー・アイブ最高デザイン責任者(CDO)の出番が少なくなっている。ただ、同社がいま本当に必要としているものが何かは、非常に曖昧だ。アップルは6月27日、アイブ氏が年内に退社するとの予想外の発表をした。アイブ氏は1992年にアップルに入社し、後にほとんど全ての代表的製品の立役者となった。こうした製品がアップルを破綻の瀬戸際から救い、世界有数の時価総額を誇る企業へと押し上げた。アップルによると、アイブ氏は独自のデザイン企業を立ち上げ、アップルの一部プロジェクトに引き続き協力していく。
アップルの輝きに陰り、直面する最大の試練とは
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