米国・イスラエルとイランの戦争を巡り、中東諸国の外交当局者らは外交的な解決策を見いだそうとしている。これに対して原油の流れを妨害して世界経済を揺さぶっているイラン政府は、強硬姿勢を取り、協議再開の前提条件として厳しい要求を突きつけている。当局者によれば、イランは停戦協議を検討する前に空爆の停止を要求。また戦闘停止に合意した場合には、再び攻撃されない確固たる保証を求めているという。さらに賠償に加え、中東地域からの米軍撤退も望んでいる。本物か虚勢かは分からないものの、イラン政府はここ数日間、より広範な場で自信を示しており、こうした要求もその一環として打ち出されている。米国とイスラエルは約2週間にわたってイランに激しい空爆を加え、最高指導者のアリ・ハメネイ師を殺害。イラン海軍の大部分を撃沈させ、ミサイル発射施設も攻撃した。だがイラン政府の指導部は体制を維持し、近隣諸国を攻撃する能力も維持しているとみられる。
石油ショックで勢いづくイラン、外交で強硬姿勢に
停戦協議に向け、イランは強気の要求を突き付けている
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