米シェアオフィス大手ウィーワークは22日に取締役会を開き、ソフトバンクグループによる経営権取得を含む緊急金融支援の選択肢を検討する。ソフトバンクの提案を受け入れた場合、同社の企業価値は約80億ドル(約8700億円)に引き下げられる一方、予想される資金繰りの悪化が解消される。  関係者によると、21日夜の期限を前にソフトバンクは50億ドルの融資や、従来来年に予定されていた15億ドルの新株引受権を前倒しで行使することを提案。また、既存投資家や従業員から10億ドル余りの株式を取得することも提案する見込みだという。