「K-POPの歌詞の意味がわかるようになりたい」「アイドルが話していることを少しでも聞き取りたい」「韓国旅行に行くので、その前に少しでも韓国語を覚えたい」。そんな人におすすめなのが『ゼロからわかる! 楽しく続けられる! 韓国語1年生』(ハングルノート加藤著)だ。「こんな本がほしかった!」「とにかくわかりやすくて楽しい」「本当にゼロからわかる、初心者におすすめの1冊」と話題になっている。著者は月間最高180万PVの韓国語ブログ「ハングルノート」の管理人で、韓国旅行情報のYouTuberとして活躍するハングルノート加藤氏。本書の発売を記念して、「韓国語のフレーズは何もわからないけど、ひとことでも韓国語を話したい!」という方のために、すぐに使える韓国語フレーズを著者に聞いてみた。
「すみません」「ごめんなさい」のフレーズは覚えると超便利
「すみません」や「ごめんなさい」といった謝罪の言葉は、ちょっと横を通りたいときなど、あいさつでも使える言葉なので覚えておくととても便利です。
韓国旅行に行った際は、「Sorry(ごめんなさい)」と英語で伝えても通じます。
でも、せっかくなら韓国語で「すみません」や「ごめんなさい」と言えるようにしておきましょう!
申し訳ない気持ちを丁寧に伝える「チェソンハムニダ」
街中で肩がぶつかってしまったり、相手に迷惑をかけてしまったなと思ったりすることがありますよね。
そんな申し訳ない気持ちを伝えるときには、「チェソンハムニダ(죄송합니다.)」を使います。
チェソンハムニダ.(죄송합니다.)
「チェソンハムニダ」は、深く丁寧な謝罪の言葉なので、いろいろな場面で使えます。
・レストランで、他のお客さんにぶつかりそうになったときの「すみません」
・待ち合わせやお店の予約時間に遅れたときの「すみません」
・現地の人が一生懸命説明してくれていても、ちゃんと理解ができなくて申し訳ないときの「ごめんなさい」
ぜひ使ってみてくださいね。
少し柔らかい表現の「ミアナムニダ」
「ミアナムニダ(미안합니다.)」もほぼ同じ意味です。
こちらも「すみません」や「ごめんなさい」と謝罪したいときに使えます。
ミアナムニダ.(미안합니다.)
ただほんの少しだけ、ちがいがあります。
「ミアナムニダ」は「いまだ安まらず(心から恥ずかしい)」という意味がある謝罪の言葉。
一方で、「チェソンハムニダ」は「申し訳ないほどに恐縮だ(自分が悪い)」という意味があります。
同じ「すみません」や「ごめんなさい」という言葉でも、より謝罪の意思を伝えたい場合は「チェソンハムニダ」を使いましょう。
友だちなど、近い距離感の人に使う謝罪の言葉「ミアネ」
韓国ドラマなどで「ミアネ(미안해.)」という言葉を聞いたことがある方も多いと思います。
字幕や翻訳でも謝罪の言葉として訳されているので、韓国旅行中や韓国の方に使ったことがある方もいるかもしれませんが、使う相手には注意が必要です。
「ミアネ」は、友だちや距離感の近い関係性の相手に使う「ごめんね」や「ごめん」という意味の言葉です。
ミアネ(미안해.)
日本でもはじめて会った方に謝罪する場合は、「ごめんね」とは言わずに「すみません」や「ごめんなさい」と言いますよね。
韓国旅行中にお店の店員さんやホテルのスタッフに「ミアネ」と言うと、失礼な感じにも受け取られてしまいます。
店員やホテルのスタッフの方には、丁寧な謝罪の言葉の「チェソンハムニダ」や「ミアナムニダ」を使うようにしましょう。
謝罪のフレーズ、いかがでしょうか?
旅行中でも使うことが多いこのフレーズなので、これから韓国旅行に行こうと思っている方は、ぜひ覚えて、現地で使ってみてくださいね!
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