米大統領選の民主党候補者選び第2戦のニューハンプシャー州予備選はバーニー・サンダース上院議員(バーモント州)が勝利し、熾烈(しれつ)な指名争いが続くことが確実になった。上位の候補は長期戦を覚悟し、既に今後の予備選に注力し始めた。11日夜の時点でサンダース氏は得票率25.8%を獲得し僅差で勝利。インディアナ州サウスベンド市のピート・ブティジェッジ前市長は24.4%、エーミー・クロブシャー上院議員(ミネソタ州)は19.8%だった。全国世論調査ではリードしていたエリザベス・ウォーレン上院議員(マサチューセッツ州)とジョー・バイデン前副大統領はともに10%に届かなかった。サンダース氏はニューハンプシャー州マンチェスターで歓声を上げる支持者に「この勝利はドナルド・トランプにとって終わりの始まりだ」と語った。
米民主候補、指名争いの長期戦を覚悟 大統領選
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