富士の麓「母の白滝」と富士山

「母の白滝」は、山梨県富士河口湖町「河口浅間神社」から三つ峠に至るまでの間にある滝です。平安時代から富士登山を行う富士講・道者はこの滝で身祓(みそぎ)を行い、富士登拝の安全を願ったといわれています。

「河口浅間神社」は富士山世界文化遺産構成資産の一つです。樹齢100年を超える7本杉が並ぶ荘厳な浅間神社の脇道を車で約10分ほど進んだ場所に「母の白滝」があります。

 富士河口湖エリアから見える富士山は長い裾野を左右に広げた優美な姿ですが、滝近くの駐車場に設けられた展望テラスからはこの美しい富士山と河口湖を望むことができます。

 駐車場から歩いて約4分程度で「母の白滝」に到着します。滝の高さは15mほど。木立の中に突然現れる滝は圧巻です。春は新緑が清々しくマイナスインたっぷり。富士山周辺のパワースポットとして人気です。

※撮影日:2018/04/30

(撮影・文/クレセントエルデザイン)