アプリストアの手数料を巡る戦いが過熱している。アップルとグーグルにとって、新たな戦いでの勝利は犠牲を伴うかもしれない。
両社は13日、大ヒットしているビデオゲーム「フォートナイト」をアプリストアから削除した。その直前、ゲームを開発した株式非公開の米エピックゲームズは、両社の規約を回避する新手のゲーム内課金システムを導入していた。エピックが意図的に戦いを仕掛けたことは、ゲームの削除後にたちまちアップルとグーグルを相手取って連邦裁判所に提訴したことから明らかだ。しかもエピックは、ソーシャルメディアを通したキャンペーンも準備していた。同日の終わりまでに、ツイッターのハッシュタグランキングで「#freefortnite」がトップとなった。