新型コロナウイルスの流行が始まってからトリシュ・ウィリスさんはアトランタでしていた看護の仕事に戻っていない。まだ飛行機に乗るつもりもない。しかし車で10時間移動して、トランプ大統領を支持するボートパレードで見ず知らずの人のボートに乗り込むことにためらいはなかった。「そよ風、暑さ、日光。リスクは全く感じない」。ウィリスさんはボートを所有しているわけではないが、これまでにフロリダ州やジョージア州でこうしたパレードに4回参加している。「集会には行けないが、これなら私たちが支持していることを楽しみながらトランプ氏に示せる」大統領もこうした動きに気付いている。側近によると、大統領と支持者にとってエネルギー源だった選挙集会が新型ウイルスの流行で開催できないため、大統領はボートパレードという形での派手な支持表明に気をよくしているという。大統領のパレード参加も検討しているという。
トランプ氏にボート応援団、水上パレードの熱気
選挙集会が開けない中で存在感、本人も参加検討
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