米国勢調査局が行った最新の調査で、新型コロナウイルスのワクチン接種を迷っているか、絶対に接種しないと回答した国民が一定数いることが分かった。絶対に接種すると回答した国民全員に実際にワクチンが投与されても集団免疫獲得は難しいとみられる。調査は約6万8000人の成人を対象に1月6~18日に行われた。ワクチン接種を受けていない成人のうち、「絶対に接種する」と答えたのは約51%、「おそらく接種する」は26%、「おそらく接種しない」が14%、「絶対に接種しない」が10%となった。各種研究によると、コロナウイルスとその変異株のまん延を食い止めるためには、人口の70~80%が免疫を持つ必要があり、保健当局にとって消極的な国民にワクチン接種を促すことが重要となる。