「これは、成長株だ!」と
可能性を感じた10倍株候補に投資する
ただし、もう少し攻めたいという人には、次のようなやり方もあります。
2分割した80万円を全て高配当銘柄に回すのではなく、さらに4分割して20万円ずつに分散します。そして、黒字転換2倍株投資をしている中で、「これは、成長株だ!」と可能性を感じた10倍株候補に、20万円を投資するのです。
一方で、残りの60万円は高配当銘柄など、低リスクの金融商品に回します。このように、得た利益を守りつつ、一部の資金を「攻めたいタイミング」で使えるようにしておくのです。
この期間は、5年から長くて10年ほどを見ておきましょう。
80万円→160万円→320万円→640万円→1280万円と、倍々に投資していくことも考えられますが、リスクが高く、精神的な負荷も高くなっていきます。
できるだけリスクを分散させるためにも、このような方法をご紹介しています。
経済アナリスト、認定テクニカルアナリスト
フィスコ金融・経済シナリオ分析会議 研究員
日本クラウドキャピタル マーケティング・未上場マーケットアナリスト
フジテレビ系列LiveNews αレギュラーコメンテーター
滋賀県出身。同志社大学法学部卒業、京都大学大学院公共政策大学院卒業、公共政策修士。2013年関西の某医療法人に入社後、資産運用トレーダー業務を始める。独力で財務・経営分析力を磨いた結果、資産を3倍にする。2015年独立系金融情報配信会社FISCOのアナリスに転身。上場企業の経営者を中心にインタビューし、個別銘柄分析や日本・韓国・米国経済等の市況分析に従事。入社当時、アナリストだった上司より「堅実な銘柄選定法」として「黒字転換2倍株」のノウハウを受け継ぐ。2017年からは日本クラウドキャピタルにも籍を置き、日本初の未上場マーケットアナリスト兼マーケティング担当として活動。雑誌・Webなど連載多数。「PRESIDENT」本誌にも多数記事を掲載。「プレジデントオンライン」の執筆記事は、2020年の半年間で累計6000万PVを超え、「日本一バズるアナリスト」ともいわれる。2020年11月ラジオ日経にて「馬渕磨理子の5分で教えて!ベンチャー社長」がスタート。初の著書『5万円からでも始められる! 黒字転換2倍株で勝つ投資術』をダイヤモンド社から2021年6月16日に上梓。