米データストレージ製品大手ウエスタンデジタル(WD)が半導体大手キオクシアホールディングス(旧東芝メモリホールディングス)と進めていた200億ドル(約2兆2800億円)を上回る規模の合併交渉が行き詰まっている。関係筋が明らかにした。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は8月、今年交渉を始めた両社は400億ドル規模の半導体メモリー企業を誕生させる交渉をまとめるため取り組んでいると報じた。関係筋の一部は、現在は交渉が保留となっているが、再開する可能性もあると述べた。交渉がつまずいた要因の1つはWDの株価下落が続いていることで、6月前半につけた年初来高値から25%余り下落している。21日終値は56.80ドル、時価総額は177億ドル。
ウエスタンデジタルとキオクシアの交渉足踏み=関係筋
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