21日の米国株市場の時間外取引で、画像共有・メッセージアプリ「スナップチャット」を運営する米スナップが急落し、終値比22%安となっている。アップルが最近アップストアのプライバシー規則を変更したことを受け、10-12月期(第4四半期)の成長が鈍化するとの見通しを示したことが嫌気された。この日発表した7-9月期(第3四半期)決算は、売上高が前年同期比57%増の11億ドルと、市場予想および自社予想をやや下回った。スナップは、アップルの新たな規則によって広告主はキャンペーンのテストや評価が難しくなり、広告支出を縮小しているとした。10-12月期の売上高見通しは11億7000万~12億1000万ドルとした。前年同期の実績9億1100万ドルを上回る水準だが、ファクトセットがまとめたアナリスト予想の13億6000万ドルを下回っている。
スナップ株が時間外で急落、アップル規則変更の影響懸念 7-9月期は赤字縮小
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