ドナルド・トランプ前大統領のメディア新会社との合併を発表している特別買収目的会社(SPAC)デジタル・ワールド・アクイジションが、22日も前日に続いて寄り付き直後から大量の買いを集めている。ソーシャルメディア上で個人投資家の大きな関心を集めていることが追い風だ。直近の株価は前日から倍以上となる約101ドル。一時は175ドルまで買われた。大商いとなる中、複数回にわたり売買が一時停止される場面があった。トランプ氏の新メディア会社は「トゥルース・ソーシャル」と呼ばれるツイッターのようなプラットフォームを立ち上げる計画だ。特定の株価水準で将来、株式を買い増す権利を投資家に与える株式に連動したワラントの価格も急騰している。