フェイスブックの親会社メタ・プラットフォームズが2日発表した10-12月期(第4四半期)決算は、利益が市場予想に届かなかった。業績見通しも弱かったほか、競争も激化しており、決算の発表を受けて、同社株は時間外取引で20%余り急落した。利益は103億ドル(1株当たり3.67ドル)。売上高は281億ドルから336億70000万ドルに増えた。1株利益はファクトセットがまとめた市場予想の3.85ドルに届かなかったが、売上高は予想(334億ドル)を上回った。1-3月期の売上高見通しは270億~290億ドルと、こちらも市場予想の302億ドルを下回った。ユーザーの利用時間を巡る競争が激化しているほか、同社のアプリ内でも収益性がより低い動画のリールズなどへとエンゲージメントのシフトが進んでいることが引き続き逆風になると説明している。