【ご神仏に愛される人になる】「小さな幸運」「不思議なこと」が起こった時、さらに多くの幸運を集めるために必要なこととは？【書籍オンライン編集部セレクション】

真言宗の尼僧である悟東あすかさんが、ご神仏の力を借りて幸運に生きる方法を綴った『神さま仏さまがこっそり教えてくれたこと』には、悟東さんの周囲で実際に起こった、通常では信じがたいエピソードがたくさん紹介されています。同時に、どのエピソードを読んでも、私たちがご神仏につねに温かく見守られて生きていることを実感させられ、「神さま仏さまなんているわけない！」と思い込んでいる人でもいつしか、「神さま仏さまに祈ってみよう！」という気持ちになってくるはずです。（初出：2022年2月22日）（初出時より再構成いたしました）

あなたにご縁のある
神さま仏さまとは

　すべての方に、それぞれご縁のあるご神仏がいます。

　ご縁のあるご神仏とは、ご先祖や親族が信仰していた神さまや仏さまであったり、旅先でたまたま祈ったり、お参りしたご神仏がそうなることもあります。

　とにかく、特に理由はなくても、自分が親しみを感じるご神仏には確実に縁があるといえるでしょう。

　またその時々によって、ぴったりのご神仏が現れ、最高のタイミングで手助けをしてくださいます。

　もちろん今でも、ご神仏があなたを守り、導いています。

　でも、ふだんの私たちは、「あれ？」と不思議に思うことや「運がいい」とうれしくなるようなことが起きても、「気のせい」や「偶然」で片づけてしまいますね。それを「偶然」「たまたま」で片づけてしまうのは、本当にもったいないのです。

「おかげさま」に
気づいていますか？

　起こることにはすべて意味があるととらえ、いつもより小さなことを意識してみると、ふだんは気づかないちょっとした偶然や幸運をつかまえられるようになるでしょう。

　そんな時は、神さま仏さまの「おかげさま」かもしれない、と感謝しましょう。

「わあ、観音さまのおかげだ」
「お不動さまが守ってくださった」

　と自分の好きなご神仏を思い浮かべてもいいし、

「神さま仏さま、ありがとうございます」

　と心の中で唱えてもいいと思います。

　折に触れてご神仏の存在を実感すると、神さま仏さまの世界と自分の世界がさらにリンクし始めます。そして、もっといいことが増え、「おかげさま」が雪だるま式にどんどん増えていきます。

願いが叶わなかった…にも
意味があります

「でも、以前、一生懸命祈ったことがあったけれど、私の願いはかなわなかった！」

　そう思う人もいるかもしれません。

　それでもご神仏は、あなたにとって「最高」の道を用意してくださいます。なぜなら、あなたのことを誰よりも一番よく知っているのが、神さま仏さまだからです。

　ですから、たとえ一時的には望まぬ結果となったとしても、最終的には、あなたが最も成長でき、幸せになれる道へと進ませてくれるのです。