米半導体大手インテルは、ビデオゲーム向けの画像処理半導体(GPU)を来月投入する計画を明らかにした。競合するエヌビディアやアドバンスト・マイクロ・デバイセズ(AMD)が独占する収益性の高い市場で、シェア獲得を目指す。インテルはパソコン向けに計算処理を行う半導体分野で独占的地位にあるが、ビデオゲーム向けGPU市場に関しては長期にわたりエヌビディアとAMDに後れを取っていた。インテルのパット・ゲルシンガー最高経営責任者(CEO)は27日、同市場に改めて参入していくとし、10月12日にゲーマー向けのGPUを投入すると発表。最速かつ最先端のGPUのため高額の支出を強いられているゲーマーへの商品だとした。