「今日、何する?」「どこ行く?」「何食べる?」と思ったとき、開くと必ず答えが見つかる書籍、『旬のカレンダー』。1年12ヵ月、四季に合わせてそのとき「旬」の、食べ物、花、レジャー、家事、行事、そして神社参拝やお墓参りの作法……など、お金をかけなくても毎日を充実させるために知っておきたいことを400個以上も紹介しています。今回は、季節感のある暮らしについて、マナー講師で『「育ちがいい人」だけが知っていること』の著者、諏内えみさんに伺ったお話しを紹介します。

どこ行く? 何する? 何食べる?

もしかして、育ちがいい?「いい家で育った」と思われる一言Photo: Adobe Stock

気心の知れた友人や、おつきあいの長いカップルであれば、既にお互いの好みや興味関心がわかっているので、行き先を決めるのもそんなに困ることはないでしょう。「いつものお店」でもいいかもしれません。

しかし、まだそんなに親しくない方と初めてのお食事や、義両親を含む家族でのお出かけ、親戚の集まり、仕事関係の人たちとの会食など、年齢層がまちまちだったり、参加する方の好みがわからない時は、どちらを提案すればよいか迷ってしまうことはありませんか?

全員が満足できるプランを考えるのはなかなか難しいものですし、参加する方の好みによっては、「ちょっと、私とは趣味が合わないかも」「あの人は気がきかない」などと、マイナスの印象を与えてしまうことさえあるかもしれません。