定額制サービス利用者の分析を手掛ける調査会社アンテナによると、米動画配信大手のネットフリックスが11月から提供を開始した広告付きプランは、同月で最も人気のないプランだったことがわかった。米国で11月にネットフリックスに新規加入した会員のうち、広告付きプランに登録した割合は9%だった。アンテナによると、11月に広告付きプランに登録した会員の約57%は再加入または新規加入の会員で、残る43%はより高額なプランからダウングレードした会員だった。通常、動画配信企業が低価格の広告付きプランの提供を始める場合、できるだけ多くの新規加入者を獲得するとともに、高額なプランからのダウングレードを最小限に抑えることを目標とする。