ジョー・バイデン米大統領の政治的特徴の一つは、自分の行動や判断に疑問を投げ掛ける人をあからさまに軽蔑することだ。バイデン氏の事務所と自宅で機密文書が見つかって以来、これが全面的な形であらわになっており、このため政治的な難局が一段と深刻化しつつある。バイデン氏は19日カリフォルニア州で、ペン・バイデン・センターにある自身の事務所と、自宅ガレージに置かれた愛車コルベットのそばで見つかった文書について質問を受けた際、「そこには何もないことが分かると思う」と答えた。同氏は「後悔はしていない。私は弁護士たちが私にしてほしいと言ったことに従っている。それがまさにわれわれのやっていることだ。そこには重大なことは何もない」と続けた。
【社説】バイデン氏の「後悔ない」大統領職
米司法省、家宅捜索で機密文書を新たに発見
有料会員限定
あなたにおすすめ