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管理職に求められることが多様化する昨今、「管理職は罰ゲーム」という言葉を耳にするようにもなってきました。「管理職になりたくない」という声に対して、経営者やリーダーはどう対応すればいいのでしょうか。(小宮コンサルタンツ代表 小宮一慶)
「管理職になりたくない」
若手にどう向き合う?
最近、若手社員や中堅社員の間で「管理職になりたくない」という声が目立つようになりました。
管理職の仕事は多岐にわたり、責任も重い。部下の育成や評価、上司との調整、現場の成果づくりまで求められる。ワークライフバランスを重視する人が増える中で、「管理職は大変そうだ」と感じる人がいるのも無理はありません。中には、「管理職は罰ゲームだ」とまで言う人もいるようです。
小宮一慶小宮コンサルタンツ代表
では、経営者やリーダーは、そうした社員の声にどう向き合えばよいのでしょうか。
まず大切なのは、「管理職になりたくない」という気持ちを頭ごなしに否定しないことです。専門職として力を発揮する道もありますし、人にはそれぞれ向き不向きがあります。そもそも管理職に不向きな人もいるのです。管理職になることだけが仕事や人生の目的ではありません。
一方で、「大変そうだから嫌だ」「面倒そうだから避けたい」という印象だけで管理職を遠ざけているなら、それは食わず嫌いに近いものがあります。外から見ているだけでは本当のところは分からず、自分の可能性に気づけていない場合もあるからです。
リーダーが伝えるべきは「管理職になれ」という命令ではありません。仕事はできるようになるほど面白くなるということです。







