ホワイトハウスは、米シカゴ連銀総裁に先月就任したオースタン・グールズビー氏(53)を連邦準備制度理事会(FRB)副議長に起用することを検討している。複数の関係者が明らかにした。グールズビー氏はオバマ政権で大統領経済諮問委員会(CEA)委員長を務めた。シカゴ連銀総裁に就く前はシカゴ大学の経営大学院ブース・スクール・オブ・ビジネスの教授(経済学)だった。グールズビー氏は1月31、2月1日の両日に開かれた連邦公開市場委員会(FOMC)で0.25ポイントの利上げに賛成票を投じた。昨年12月にシカゴ連銀総裁に指名されて以降、政策に関する自身の見解についてまだ公の場で語っていない。だが昨年は、利上げの過不足がもたらすリスクに警鐘を鳴らしていた。
次期FRB副議長にシカゴ連銀グールズビー総裁、米政府が起用検討=関係筋
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