米国のケビン・マッカーシー前下院議長(共和、カリフォルニア州)が今年末で議員を辞職する意向を表明した。2007年に始まり、要職を歴任した下院でのキャリアに幕を下ろすことになる。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)への寄稿で「新たな方法で米国に尽くすために、年末をもって下院を退くことを決めた。私の仕事は始まったばかりだ」と述べた。今後の予定は示さなかったが、共和党政治への関与を続けるとした。マッカーシー氏は58歳。10月には在任わずか9カ月で下院議長を解任されていた。