米アップルはiPhone(アイフォーン)に新たなセキュリティー機能を導入する。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)は以前、窃盗犯が端末に侵入し、被害者の生活を一変させる手口を報じ、その脆弱(ぜいじゃく)性を伝えていた。WSJが全米での広がりを報じた盗難事件は、犯人がiPhone所有者のパスコードを悪用し、アップルアカウントを変更したり、端末に保存されたパスワードにアクセスしたり、金銭を盗み出したり、iCloud(アイクラウド)上の写真や動画から所有者を締め出したりするものだ。ニューヨークやシカゴ、ニューオーリンズ、ミネアポリスなどで犯行に及んだ窃盗犯は、所有者がパスコードを入力するところを観察した上で、その端末を奪っていた。
アップルがパスコード対策強化、iPhone盗難被害防止へ
窃盗犯に情報や資金を奪われる手口への新たな対策
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