イランの最高安全保障委員会(SNSC)のアリ・ラリジャニ事務局長は13日、濃いサングラスと黒いコートを身にまとい、テヘラン中心部で開かれた政権支持者の集会の会場を自信に満ちた様子で歩いていた。同氏は米国・イスラエルとイランの軍事衝突で標的とされていることが知られており、公の場に姿を現すのはこれが初めてだった。のちにX(旧ツイッター)に「勇敢な人々。勇敢な当局者。勇敢な指導者。この組み合わせは無敵だ」と投稿した。その4日後、同氏は死亡した。イスラエルの情報機関は17日早朝、ラリジャニ氏が他の当局者と共にテヘラン郊外の隠れ家にいるのを突き止め、ミサイル攻撃で殺害した。同日夜、イランの民兵組織「バシジ」のゴラムレザ・ソレイマニ司令官が部下たちと共にテヘランの森林地帯のテントに潜伏しているとの情報をイランの一般市民から得た。これは、イスラエルが2週間以上にわたってバシジの本部や指揮所を爆破し、メンバーを屋外に追い出した末に期待していた成果だった。ソレイマニ氏もまた、攻撃を受けて死亡した。
潜伏するイラン要人、追い詰めるイスラエルの作戦
高官2人の殺害でイラン政権打倒に向けた作戦は重要な節目を迎えた
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