アクセンチュア、野村総研とも
トップ3は早慶、東大

 アクセンチュアは、23年のランキングでは、1位が慶應義塾大学、2位が早稲田大学、3位が東京大学で、前年と同じ順位だった。

 野村総研は、1位が慶應義塾大学、2位が早稲田大学、3位が東京大学となり、早慶の順位が入れ替わり、アクセンチュアと同じ順位になった。

 両社に見える傾向は、デジタル人材を中心とする採用の強化だ。アクセンチュアは22年の1位~10位の採用人数が387人に対し23年は406人、野村総研は243人に対し297人となり、積極的な採用をしている一方、高学歴化している様子がうかがえる。

 DXの追い風が吹く中、コンサルのニーズがますます高まっている。一般的な企業と比べて給料が高く、さまざまな分野で自身の専門性が身に付けられるコンサル企業を目指す就活生が増えている。

*この記事は、株式会社大学通信の提供データを基に作成しています。

【ランキング表の見方】
医科・歯科の単科大等を除く全国749大学に2023年春の就職状況を調査。567大学から得た回答を基にランキングを作成した。就職者数にグループ企業を含む場合がある。大学により、一部の学部・研究科を含まない場合がある。東京大学は「東京大学新聞」、京都大学は「京都大学新聞」より集計。大阪公立大は統合前の大阪市立大と大阪府立大の実績を掲載した。企業名は大学通信の調査方法にのっとって表記しており、正式名称と異なる場合がある。(調査/大学通信)
>>アクセンチュアと野村総研、コンサル2社の「採用大学」ランキング2023最新版【完全版】を読む