SNSの発達で、多くの人が自分の写真を撮り、まわりに共有するようになりました。
さらに、オンライン会議が中心になり、画面に映る自分の顔をひんぱんに見るようになったことで、「フェイスラインが左右で違う」「目の高さが違う」「笑うと口角の高さがずれる」「エラが片側だけ張っている」など、これまでは気づかなかった、ご自身の「顔のゆがみ」に気づく人が急増しました。 
「ゆがみは気になるけど、どうしたらよいかわからない……」、そんな方に、まず手に取っていただきたいのが書籍『顔のゆがみがととのうと驚くほどきれいな私が現れる』です。
本記事では、「小顔になりたい人が顔のゆがみをととのえるべき理由」を解説します。

【美容の新常識】小顔になりたければ「顔のゆがみ」を整えるべき理由Photo: Adobe Stock

顔が大きく見える4つの理由

「顔のゆがみ」をととのえると、左右対称の顔になるだけでなく、小顔にもなり、一石二鳥です。その理由は、顔が大きく見える原因にあります。

 顔が大きく見える主な理由について、ひとつずつ見ていきましょう。

筋肉の張り 

 足の外側を使って歩くクセがある人は、太ももの外側がパンパンに膨らみます。これと同じように、偏って使った筋肉は、こわばり、大きく膨張する性質があります。

 同じことが顔でも起こるため、顔が大きく見えるのです。

骨格のゆがみ

 骨格のゆがみは、パズルのピースが収まりきっていないために起こります。もとの状態よりもはみ出す分、顔が大きく見えているのです。

 ゆがみが整い、骨格が正しい位置に収まることで、スッキリとした小顔に。

むくみ

 筋肉がこわばると、血液やリンパ液が圧迫されます。その結果、血液やリンパ液が滞り、顔にむくみが生じます。

 それにより、顔がパンパンに膨張したり、垂れ下がったりします。

体脂肪の増化

 シンプルですが、体重が増えて、体脂肪が増えると、顔にも脂肪がつき、顔が大きくなります。

 基本的に、人間は部分痩せはできません。顔が大きい要因が脂肪の場合は、ダイエットなどで全体的な体脂肪を減らす必要があります。

顔のゆがみを解消すると、小顔になる

 顔のゆがみを解消していくと、ほとんどの人は「顔が小さくなった!」と実感します。なぜなら、顔が大きくなる多くの原因が、ゆがみを整える過程で解消されるからです。

 顔が大きく見えるのは、ゆがみなどによって、骨格、筋肉、脂肪などが“はみ出す”のが原因です。ジグソーパズルのピースがゆがみ、うまくはまらない状況というと、
わかりやすいでしょうか。

【美容の新常識】小顔になりたければ「顔のゆがみ」を整えるべき理由イラスト:平澤南

 つまり「小顔」といっても、ケアをすればするほど、顔が縮むわけではありません。あくまでも、その人の本来の状態に戻るということです。

高野直樹(たかの・なおき)
BIKOTSU ZERO院長・ゆがみ整体師
整骨院・リラクゼーションサロンを経て、整形外科リハビリ室での勤務も経験し、体の悩みと向き合いながらクライアントを改善へと導いてきた。さまざまな技術を習得し18年間に延べ6万人以上を施術。柔道整復師や鍼灸師などの国家資格者・整体師・エステティシャンなどが技術を学ぶ学校の教科書も作成し、これまで数々の革新的な無痛小顔矯正・バキバキしない骨格矯正技術を世に送り出してきたゆがみを整える職人。