Photo:China News Service/gettyimages
米中のハイテク競争が、実現が困難なエネルギー源とされる核融合分野で激しさを増している。
中国の同分野への投資額は米国をしのぐ。巨大な核融合関連施設を稼働させたほか、国内最大手企業が参画する政府系の核融合コンソーシアムも立ち上げた。
職員は3交代制で勤務し、実質的に24時間体制で開発を進める。中国には核融合科学・工学の博士号保持者が米国の10倍いる。
このため米国の政府関係者や科学者は、同分野のリードを中国に奪われるとの懸念を強めている。
