関西大学に通う学生に聞いた「本音で一言!」 

 ここで、関西大生に聞いた「本音で一言!」を紹介する。

「明るい・楽しい・カンサーイ!って感じ」(政策創造学部生)

「坂が多すぎて普通のチャリだと通学がキツイ」(商学部生)

「関西人であることを誇りに思っている人が多いけれど、かといって地方出身の人に厳しいわけではなく、むしろ優しい」(外国語学部)

「他大生から『関関同立の中で一番遊んでそう』などといわれるが、一番遊び方は健全だと思う」(商学部生)

「関大はオタク系から遊び人まで“偏りなく”いることが面白い。ただ雑多な人種がいすぎて、ときどき噛み合わないことがあるのも事実」(商学部生)

「女の子は他大学と比べてたくましすぎて、ちょっと引く場合もある。でも、自分みたいに女子とあまり話したことのない男にとっては、その風潮に助けられた部分は否定できない」(経済学部生)

「高槻ミューズの学生は真面目、出席率が高め、黒髪率も高め。高校の延長みたいな人が多いけど、自分はそれが落ちつく」(社会安全学部生)

 コメントからもわかるとおり、関西大はとにかく明るくて、楽しくて、他人にやさしい大学だ。ダイバーシティという言葉が日本ではやる前から、関大にはダイバーシティがあったような気がする。関西ノリが強いものの、それについていけない学生も排除されるわけではないし、ほどよく関西を楽しみながら大学生活を満喫できる。

「関関同立の底辺っていう自覚はあるけど別にそれでいい。関大は楽しくて好きだし、私らは私らでいい」(化学生命工学部生)という学生も多く母校愛に溢れた大学であるというのはこの時代の大きな強見であることは間違いない。