米医療保険大手ユナイテッドヘルス・グループの幹部ブライアン・トンプソン氏を殺害した容疑者が、賭博プラットフォームのポリマーケット(Polymarket)で賭けの対象となっている。暗号通貨(仮想通貨)ベースの賭博を行う同社は、これまでも物議を醸すトピックを賭けの対象としてきたことで知られる。プラットフォームのユーザーはルイジ・マンジョーネ容疑者が9日に逮捕された際に所持していた手書きの文書に関し、どのような言葉が使われていたか、また罪状認否の内容についても賭けを行うことができる。ポリマーケットはトンプソン氏が先週マンハッタンで殺害された直後に、今回の件でいつまでに逮捕者が出るかを賭けの対象としていた。マンジョーネ容疑者が逮捕され結果が明らかになるまで、約19万3000ドル(2900万円)の賭け金が動いたという。