
ダイヤモンド・ザイでは人気の投資信託(以下、投信)を徹底的に調査し、独自の格付を作成! 成績やコストなどの面から総合的に見て、買っていい投信&ダメな投信をあぶりだしている。今回は「アクティブ型の日本株型」投信で、プロのお眼鏡に叶った3本を紹介。加えて、人気と知名度がありながらも、実は実力に難アリの投信も取り上げるので、ぜひチェックを!(ダイヤモンド・ザイ編集部)
アクティブ型投信は最低でも指数に勝っていることが重要!
市場環境が変化しても、長く好成績を維持する投信を選ぼう!
新NISA(少額投資非課税制度)が3年目に入った。NISAでは投信を買っている人が多いが、当初からNISAで変わらず人気があるのは「オルカン」こと「eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー)」と、米国株S&P500のインデックス型投信だ。オルカンは全世界と言いつつ、中身は米国株が6~7割を占めているので、日本では米国株に投資している人が多いということになる。
しかし、昨年1年間の成績でいうと、米国株以外のほうが良かった。「一つの投資先の不調に備えるだけでなく、より大きな利益を取りこぼさないという意味でも、分散投資が重要です。その効果を実感できた1年でした」(ファンドアナリストの篠田尚子さん)
オルカンや米国株型インデックスを保有している人が分散投資をするなら、日本株や欧州株、新興国株などがターゲットに入るだろう。また、インデックス型投信のみを保有している場合、投資対象を絞り込んだアクティブ型を併用すれば、さらに効果的な分散ができる。もちろん、より好成績が期待できるアクティブ型を買って、利益の上乗せを狙うのも手だ。
そこで、以下では「日本株型」のアクティブ型投信で、プロが高い格付をつけたおススメの3本を紹介。さらに、人気と知名度は高いものの、実力には疑問符が付く投信も取り上げるので、投資の参考にしてほしい。
(※以下、データは2025年12月末時点。投信の選定・分析は、ファンドアナリストの篠田尚子さん、SBI証券投資情報部の川上雅人さん。確定拠出年金専用、ラップ口座専用、年6回以上の分配型、通貨選択型、特殊な運用内容の投信は除いたうえで分析。格付は☆3つが最高評価)
1つ目の日本株型おススメ投信は「選球眼[キャッシュフロー経営評価オープン]」(三井住友トラスト・アセットマネジメント)だ。
「選球眼[キャッシュフロー経営評価オープン]」は、割安度とアナリスト業績予想の2段階評価により銘柄を選定。全期間で日本株一般型の成績上位を誇り、上昇率はTOPIXを大きく上回る。分配金は成績に応じて年1回。「好調な大型株がまとめて手に入る」(篠田さん)ため、効率的に優良株への分散投資が可能だ。
2つ目の日本株型おススメ投信は「初くん[明治安田セレクト日本株式ファンド]」(明治安田アセットマネジメント)だ。
「初くん[明治安田セレクト日本株式ファンド]」は「銘柄の選定が特徴的」(篠田さん)で、中長期的な成長を重視して銘柄を選び、10年でも上位20%内の好成績。成長株タイプとしては成績が安定的で、最大下落率も小さい。成績に応じて年1回分配している。「個人では見つけにくいマニアックな銘柄が組み入れられているのが特徴で、プロの力を頼る価値がある投信です」(篠田さん)
3つ目の日本株型おススメ投信は「カレラ 日本小型株式ファンド」(カレラアセットマネジメント)だ。
「カレラ 日本小型株式ファンド」は、時価総額2000億円以下の小型株に特化。「成長シナリオに着目した銘柄選定で高い上昇率を実現」(川上さん)。全期間で好成績をあげており、中小型株型の上位をキープ。年2回分配している。









