ドナルド・トランプ米大統領は史上最も透明性の高い形で政権を運営すると主張しているが、今回のような状況は想定していなかったかもしれない。政権の高官チームは民間メッセージングアプリ「シグナル」のグループチャットでイエメンでの米軍の攻撃計画を共有したが、そのチャットに誤って1人のジャーナリストを加えていた。やりとりには標的や兵器、攻撃手順など作戦の詳細が含まれていた。国家安全保障会議(NSC)の報道官は24日、米誌アトランティックに掲載された記事の内容が正確であることを認めた。「一連のメッセ―ジは本物のようだ。どのような経緯で想定外の者がチャットのメンバーに加えられてしまったのかは調査中だ」と語った。
【社説】米軍事計画のチャットから見えたこと
バンス副大統領はフーシ派への武力攻撃に関するトランプ大統領の方針に疑問を呈した
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