米陸軍は冷戦終結以来で最大の改革に着手している。各戦闘師団に約1000機の無人航空機(ドローン)を装備し、時代遅れの武器やその他の装備を廃棄する計画だ。この計画は、ドイツ・バイエルン州にあるこの巨大な演習場や他の米軍基地で1年以上の間行われた実験の結果生まれたもので、小型ドローンが大量に使用され戦闘のやり方が一変したウクライナ戦争の教訓を強く反映している。計画が実行されれば、陸軍の現役10個師団はドローンに大きくシフトし、偵察・物資輸送・攻撃に使用することになる。米軍の将校らはウクライナの対ロシア戦争から教訓を得るため、ウクライナ軍関係者から聞き取りを行い、同軍と協力してきた請負業者にはドローンの革新的な使用法について相談した。
米陸軍、ドローン使用を大幅拡大へ
ウクライナ戦争の教訓を踏まえて小型無人航空機に装備をシフト
有料会員限定
あなたにおすすめ