米アップルは6日、米国事業に約1000億ドル(約14兆7000億円)を追加投資すると約束した。ハイテク業界では、ドナルド・トランプ大統領が推進する製造業の米国回帰に応えようとする動きが加速している。事情に詳しい複数の関係者によると、トランプ氏はホワイトハウスで米半導体大手エヌビディアのジェンスン・フアン最高経営責任者(CEO)とも面会した。フアン氏は、トランプ氏に近い企業幹部の1人となっている。フアン氏やアップルのティム・クックCEOをはじめとする企業トップがトランプ氏にアピールすることで、関税による経済的打撃を抑制できると投資家らは期待している。6日の米株式市場でアップル株は前日比5.1%高で通常取引を終えた。
アップル、米国内生産に1000億ドル追加投資へ
特集
あなたにおすすめ