ジョン・コーニン米上院議員(共和、テキサス州)は11日、大半の法案を進めるのに60票が必要となる上院議会のフィリバスター(議事妨害)に関し、これまでの方針を一転させ規則変更を支持すると表明した。コーニン氏は厳しい予備選の決選投票を控えており、ドナルド・トランプ大統領からの支持を必要としている。コーニン氏は今回の判断により、「MAGA(米国を再び偉大に)」運動内での評価は高まることになる。一方でフィリバスターを回避するよう求める声を退けてきたジョン・スーン上院院内総務(共和、サウスダコタ州)は、さらに難しい立場に置かれる。トランプ氏と同氏の多くの支持者は、連邦選挙の有権者登録をする際に米国市民権の書類による証明を義務付け、投票の際には写真付き身分証明書の提示を求めるSAVEアメリカ法案の可決を模索。これを実現するよう、スーン氏に圧力をかけている。法案が可決されるには共和党が53対47で主導権を握る上院において、民主党によるフィリバスターを回避する必要がある。