形勢は逆転した。今年の大半において、米中関係の主導権を握っていたのは米国だった。トランプ大統領は事実上の禁輸に値するような高関税を課し、サプライチェーンを中国から切り離す取り組みで同盟国の協力を求めようとした。しかし突然の転換で、トランプ氏は現在、包括的な取引を望む姿勢を示し、「非常に公平なディール」の締結を期待して習近平国家主席との首脳会談を求めている。
トランプ氏が軟化の姿勢示すなか、強硬姿勢を強める習氏
WSJによる中国に関する独自分析(8月6日号)
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