米実業家イーロン・マスク氏は、いずれも自身が最高経営責任者(CEO)を務める米電気自動車(EV)大手テスラに人工知能(AI)スタートアップxAIへの投資を求めている。スティーブン・ホーク氏(56)がその旗振り役を務めている。フロリダ州出身の無名の精神科医であるホーク氏は、今年1000億ドル(約14兆8000億円)超の評価を受けたxAIへの投資をテスラの取締役会に働きかける株主運動の顔となっている。テスラの投資家で熱心な支持者でもある同氏は、「テスラがxAIと提携する可能性に関するイーロン・マスク氏の投稿内容を吟味した結果」、株主提案を行うことを思い立ったと述べた。電子メールで「テスラへの思い入れは、2013年以降、複数の車両を所有してきた経験とテスラの『ソーラールーフ』から来ており、特にイーロン・マスク氏の非凡な才能に触発された」と説明した。これらの車両には、テスラの「モデルS」2台、「モデル3」4台、「サイバートラック」1台が含まれる。