ドナルド・トランプ米大統領は、9万平方フィート(約8360平方メートル)のボールルーム(宴会場)を建設するためホワイトハウスのイーストウイング(東棟)全体を解体していると述べた。解体はこれまで知られていたよりも大規模なものとなる。100年以上の歴史を持つホワイトハウスのこの部分の解体決定は、人々の反発をさらに強める可能性が高い。この区域は伝統的にファーストレディーの執務室が置かれている。このプロジェクトは民主党、歴史家、一部の国民から批判を受けている。トランプ氏は建築家と相談した上でイーストウイングの解体を決定したと述べた。トランプ氏はイーストウイングについて「とても小さな建物だった」と述べ、「適切に改修するためには既存の構造物を取り壊す必要があった」とした。ホワイトハウスの本館には手を付けないという。