大学入試の情報を追い続けた者が勝つ

――詳しく教えてください。

びーやま:これはほかのインタビューでも何度か答えているのですが、大学受験ってやっぱりシンプルな学力勝負なんですよね。育ちとか中高一貫出身かとか一切関係ありません。それまでの内申点とかも関係ないのが大きな特徴なんです。

 なので、その人の成長ペースで受験日にピークを持って行ければ、そこまでの道のりはなんだっていいんです。

 加えて、少子化の影響もあって、むしろ大学はかなり入りやすくなっているのが現状です。たとえばMARCHや日東駒専を第一志望にするなら多くの推薦制度があったり一般入試でも英検利用でかなりのアドバンテージを得られたりしますから合格確率は事前にかなり上げることができます。本当の一発勝負しかなかった昔の大学受験に比べると異次元のチャンスの広がり方です。

 大学受験を経験した親御さんとかだったら今の入試の幅の広さを見て「うらやましい」と思うのではないでしょうか。少なくとも僕は「いいな」と思います。

――では別に中学受験がマストではないと?

びーやま:そうですね。もちろん、大学受験以外に中高一貫校に行くメリットはたくさんありますから、その進路決定自体はいいことだと思います。

 ただ、中高一貫校じゃないと名門大学は厳しいなんてことはないので、そこは安心してほしいなと。

――チャンスは誰にでもあるわけですね。

びーやま:それは間違いありません。むしろ僕がお伝えしたいのは、いい大学に入りたければ大学入試の情報を追い続けてくださいってことなんです。

 今の大学受験って本当に目まぐるしく変化していて、必ずその人にあった入試方法や大学があるんです。でも、そのことを知らないで「がむしゃらにやればいい」と思っている学生や親御さんが多すぎます。

 さっきの英検利用なんかがいい例ですが、年数回もチャンスがある英検でいいスコアを取得しておけば、それを一般入試の英語の点数に換算して利用できるんですよ? 一般入試の英語に自信がない学生だったら絶対に使うべきですし、これは情報を知っていればいいだけです。

 なので、自分は中高一貫じゃないとかそんなことよりも、大学や入試について調べまくってください。それだけでかなり可能性は広がります。

 まだまだ大学受験は平等な勝負の場ですから、頑張っていきましょう。

――ありがとうございました。大変勉強になりました。

びーやま[著]
教育痛快バラエティ番組・YouTube『wakatte.TV』のツッコミ担当。早稲田大学教育学部卒。高校時代の偏差値は37だったが、1年間の浪人を経て早稲田大学に入学。大学時代は起業・自主退学・復学など、さまざまな経験をしたのち、大学受験のすばらしさに気づき現在に至る。甘いルックスと鋭いツッコミ(たまにポンコツ)で視聴者の心を掴んでいる。決め台詞は学歴モンスターの相方・高田ふーみんを制止する「ヤメロオマエ」。

高田ふーみん[協力]
教育痛快バラエティ番組・YouTube『wakatte.TV』にて「学歴至上主義」を貫く学歴モンスター。京都大学経済学部中退(現役合格)。学歴を絶対の価値基準とする偏った思想を持つヒール役として受験生や大学生を中心に人気を博している。決め台詞は「Fランやないか」。