米当局は、連邦捜査局(FBI)の内部コンピューターネットワークへの侵入事件について、中国政府と関係のあるハッカーが関与したとみている。このネットワークには、国内監視命令に関する情報が保存されている。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。侵入の範囲および深刻度は不明で、捜査は初期段階にあるという。捜査当局がさらに情報収集を進める中で、予備的な結論は変わる可能性がある。中国が侵入の責任者だと確認されれば、中国政府系ハッカーによる法執行機関監視命令関連のコンピューターシステムへの最新の侵入を示すことになる。同システムには極めて機密性の高い情報が含まれている。関係者らによれば、ここ数日間に連邦議会の一部議員に送られた通知によると、FBIは先月この問題の捜査を開始した。ハッカーは、犯罪容疑者や政府の監視下にある人物の通話・インターネット活動情報を保持する非機密システムにアクセスした。システム内の情報には、発着信、IPアドレスおよびウェブサイトアドレス、一部のルーティング情報が含まれるが、通話やデジタル通信の内容は含まれない。